おなら サプリ

おならが出ないのは正常ではない

 

人間であれば、おならが出るのは正常です。逆におならが出ないなら、腸が正常に動いてないなどのトラブルがあります。主に考えられる原因としては、次のようなものがあります。

 

例えば普段からおならをガマンしている場合。トイレに行けない状況であったり、恥ずかしさなどで我慢が続くと、そのために腸に負担がかかり、腸の働きが鈍ってガスが腸内にたまってしまいます。また長時間座っていることが多いデスクワークの人も、腹部が長時間圧迫されているためにおならが出ず、腸が上手く働かないことがあります。強くベルトを締めていたり、ストッキングなどの締め付けが実は影響していることもあります。

 

腸のトラブルによってぜん動運動が弱っている場合があります。これは便やガスを出すために腸が行っている働きで、腹筋からの圧力で腸の働きを助けて行っています。病気などの他に腹筋が弱るとこのぜん動運動も弱ることがありますので、高齢の方や女性は特に注意が必要です。

 

食事の時に早食いをする人や呑気症と呼ばれる病気の人は空気も一緒に食事と一緒に飲み込みがちで、体内に空気がたまりやすくなり、その排出のためにおならが出たり、異常に出なくなったりします。その他にも睡眠不足などによる自律神経失調の影響でおならが出なくなる場合もあります。

 

おならは一般的に1日に15回ほど出るそうですが、極端に少ない場合には自分で何か制限をかけているのかもしれません。原因をよく考えてみて、体内にガスをためこまないように注意しましょう。

 

おならと肝臓は関係がある?

 

おならの原因には様々なものがありますが、肝臓に問題があるとおならが出やすくなるという話があります。しかしあまり肝臓とおならは関係はありません。全くないと言い切ることも出来るのですが、明確な関係が見られるようなことはないようです。

 

おならが出る原因は、主に体の中にとりこんでしまった空気です。空気というものは、食事をしたり呼吸をした際に消化器の中にも入り込んでしまうことがあります。また食品の中にも空気が入っている場合もありますし、炭酸水のように自らガスを放出するものもあります。こういった理由で胃や腸には実は気付けばガスがたまっていて、これがげっぷやおならの元になっているのです。

 

おならは腸で作られますが、消化を行う際に食品を分解する腸内細菌たちがガスを作るために、それが空気と混ざって溜まるようになり、それを腸から排出するために出るのがおならです。ここまで肝臓が出てこないことが分かると思います。

 

しかし全く関係がないと言い切れないのは、この消化に肝臓は関わっており、特に脂肪の消化に重要な胆汁を出す働きをしているからです。脂肪は消化がうまく出来ないと、腸内に長くとどまるようになり腸内細菌のエサとなりますが、分解に時間がかかるためにガスの発生量も多くなってしまうと見られています。完全に無関係とは言えませんが、それでも影響はほとんどないと言っても良く、肝臓が悪いからとおならが増えている人はほとんど見られないことからも、肝臓を過度に気にする必要はないと思います。

 

おならのニオイや成分

 

おならのニオイを作っているのは善玉菌や悪玉菌になるのですが、善玉菌と悪玉菌ではエサにするものが違っていて、そのために出てくるおならの臭いも違ってきます。

 

善玉菌は腸内でセルロースや炭水化物、脂肪などを発酵させてガスを作り、出てくるガスも成分の多くは二酸化炭素や水素でニオイは少ないです。一方で悪玉菌は消化不良によって残ったタンパク質などを好んで発酵しガスを作ります。この時には、硫化水素などの成分を含んだガスが発生し、強いニオイと毒性を持ちます。

 

おならの成分にはメタンが含まれることが多いですが、メタンそのものはニオイがあまりありません。硫黄分が多くなるとニオイが強く出ますので、その場合はタンパク質が多かったり悪玉菌が優位な腸内環境になっていることが予想されます。

 

臭いニオイのおならでは、インドールやスカトールという成分が含まれていることがあります。インドールやスカトールは、自然界においても植物の花などに見られるニオイ物質なのですが、それらは少量であり多量になるとニオイが強くなって不快感を感じるようになります。またアンモニアはおならのニオイを大きく作用する要素です。主に動物性タンパク質が腐敗することによって作られます。硫化水素もおならではニオイへの影響が多く、硫黄化合物を含む食品を食べるとニオイが強くなる傾向があります。

 

おならにはいろんな成分が含まれていますが、そういった成分自体は微量でその多くは呼吸によって吸い込んだ空気です。それらが食道を通って入ることもあり、蓄積して胃や腸でガスを作ります。炭酸飲料などを摂取するとさらにそのガスが増えます。こういった仕組みでおならが出来bていると分かれば、ケアもしやすいのではないでしょうか。

 

筋トレでオナラが増えて臭くなる?

 

筋トレのお供と言えばやはりプロテインですが、実はこのプロテインには困った作用があります。副作用というほど深刻なものではないのですが、実はプロテインを飲み続けているとオナラが臭くなることがあるのです。

 

これはどうしてかというと、筋肉を作る目的で使われるプロテインには多くのタンパク質が含まれています。実はこのタンパク質は基本的に消化があまり良いものではなく、腸で吸収するために消化・分解を行う際、多くのガスを作り出してしまうのです。それも悪玉菌によって臭いガスが出てしまう原因になるため、プロテインを多く摂取しているとオナラが臭くなりがちなのです。必ずしもオナラが臭くなるということはないのですが、便秘がちな人やもともと腸内環境があまりよくない場合にはオナラが臭くなりやすいので注意しましょう。

 

また実は筋トレ愛好家に大人気の野菜であるブロッコリーや大豆も注意が必要な野菜たちです。これらは栄養も豊富で、食物繊維も多いのですが、これらを消化し分解する際には善玉菌たちが活躍し、腸内発酵によってガスを作り出してしまいます。幸いにもそれほどニオイがきつくなるようなものではありませんが、ガス自体は多く作られますのでおならは出やすくなります。一緒に食べたものやプロテインによってはニオイもきつくなりますので注意しましょう。こういった理由で筋トレをしていると、知らず知らずにその食事習慣からオナラが臭くなってしまったり多く出るようになることがありますので注意しましょう。

 

寝ている時のおならはどうするのが良い?

 

おならはどんなにガマンしていても、寝ている間にも出てしまいます。このおならの成分は、その多くが飲み込んでしまった空気なのですが、腸内で発生するガスがにおいなどの主な原因となっています。寝ながらおならが出てしまう場合、知らず知らずに空気を大量に飲み込んでいる場合や腸の中で食品が異常発酵を起こしていて、腸に多くのガスが詰まってしまっている可能性があります。腸内環境が悪い人はこの異常発酵が起こりやすく便秘や下痢も起こしやすいので、普段から腸内環境を整えておくことが重要です。

 

また寝ながらだと自分でコントロールすることが出来ず、同居している人に音を聞かれたりニオイで迷惑をかけないかと心配することもありますよね。そういう人は出来るだけ寝る前に食事をしないようにしてください。腸の中に食べ物があるほどそれを消化するために腸内細菌が活動しますので、そのためにガスが増えるようになります。もし可能なら起きている間に適度にガス抜きを密かにしておくとなお良いでしょう。

 

寝ている間は自分の行動を管理することは出来ません。ですから、起きている間に可能な限りのリスクを排除しておくことが大切です。対策らしい対策はありませんが、おならを減らすためには腸内環境を整えること、そして寝る前の食事はなるべく避けておくこと、起きている間にガス抜きをすることを意識しておけば大丈夫です。